第36回研修会 令和6年12月13日(木)

今回は『統一したケアについて』~利用者様の望む生活、望む人生を実現する為に学生と共に考える~というテーマで研修会が開催されました。
2施設に発表をしていただいた後、グループワークを行いました。グループワークでは、在学生も一緒に意見交換を行いました。
それぞれの視点で意見を交わし双方ともに学びの多い研修会になったようです。
統一したケアをする為に必要な職員教育についても様々な意見が出ました。学生や新人職員を指導する人のための教育も必要という意見が出て、それぞれの施設でも課題が見えてきたようです。

発表者
介護老人保健施設あっとほーむ習志野
 滝沢みなみ(12期生) 宮﨑 茉奈美(23期生)
特別養護老人ホーム成島苑
 野口千夏(22期生)
敬称略

以下、研修参加者からの感想になります。

M・Kさん(23期生)
今回の研修会に参加させて頂き、改めて統一したケアの難しさを感じました。職員の能力・性格等様々であるため、同じ会議や研修を受けても利用者様へのケアを統一という水準まで持っていくことが難しく、各施設が様々な取り組みがなされていることを知る事が出来ました。
また、グループワークでは、在校生の方の発言で自分が抜けている、気付けていなかった等、新たな視点にはっとさせられる場面もありました。
日々の業務に入ってしまうとルーティン化してしまい、視点がマンネリ化したり狭くなってしまいがちです。そのため、こういった学びや交流の場は自分を見直す意味で大切だと実感しました。

A・Iさん(20期生)
グループワークを通して、現場で働いている職員目線だけでなく、学生目線の話を聞く良い機会となりました。
統一したケアを行うには、介護計画の作成をしっかりと行うことが大切だと思いました。
当たり前のことですが、介護計画がしっかり作成され、全職員が根拠のある介護を行うことで利用者様の望む生活・人生の実現になるのではないかなと、改めて研修を受けて考えることができました。