第35回研修会 令和6年6月7日(金)

今回は『2〜3年目の職員教育』〜経験に沿った目標を持ち続けていく為に〜というテーマで研修会が開催されました。
2施設に発表をしていただいた後、グループワークを行いました。
 グループワークでは、卒業生(2〜3年目の職員)の事前アンケートを基に、接遇、介護技術の向上・統一、教育、職員優先の業務のテーマについて話し合われました。
マニュアルの整備や、自己流になってしまう職員に対しての面談や目標を持ってもらうことの大切さ、会議の開催方法・内容について、先輩職員が手本になることの重要性、他にも様々な意見が聞かれました。

発表者
特別養護老人ホーム淑徳共生苑 藤﨑正大(7期生)

特別養護老人ホーム上総園   石橋光優(2期生)
敬称略

以下、研修参加者からの感想になります。

介護の統一性や教育について、様々な施設種別、役職の方とグループワークを行った事で、当時の経験や、現在の立場からみた様子など、貴重な意見を聞くことができました。2〜3年目からその先へ学び続ける姿勢の重要性を感じるとともに、介護職1年目として今からできる事を考える機会となりました。
N・Oさん(24期生)

自分の2~3年目を振り返ると、根拠なき自信とそれがゆるみとなった2年目、軌道修正のきっかけとなったのが3年目だったと感じています。この時期にどんな環境に飛び込むのか、その影響は大きいのではないでしょうか。
 今回の研修を通して、どんな環境を作るかでその後の大事な選択に繋がることを改めて感じました。
 この環境づくりは2~3年目の人達のためだけでなく、自分をいずれ支えてくれる仲間とし自分に返ってくることでもあり、ご利用者のケアにも繋がるものなので、今後多くの人が2~3年目の教育について考え、その環境づくりに取り組んでいけるようにしたいと思いました。
A・Nさん(6期生)