令和7年12月12日(金)
今回は『環境』〜生活機能に影響を与える環境因子〜というテーマで研修会が開催されました。
2施設に発表をしていただいた後、グループワークを行いました。
グループワークでは、在校生も交えながら、自身が施設入所した時にどのような環境を希望するかや、現在の施設の環境についてを「物的」、「人的」、「社会的・制度的」の環境の視点から話し合いを行いました。
話し合いの中では「その人らしさ」がキーワードになっていたように感じます。
発表者
特別養護老人ホーム 成島苑 永野美優(25期生)、竹内貫太
有限会社やまみ介護サービス 永嶌 あづさ(6期生)
敬称略
以下、研修参加者からの感想になります。
今回の研修を通して、他施設が取り組まれている環境整備・地域交流について学ぶことができました。
施設にいながらも自分の馴染みのある地域を感じられる工夫や、外出が困難な方でも季節を感じられる環境整備について色々な話を聞くことが出来ました。
施設が、『ケアを受ける場』ではなく人生を送り続ける『生活の場』であることを改めて感じることができました。
今回学んだ事を自施設でも活かしたいと強く思いました。
S・Yさん(24期生)
今回研修会に参加して、テーマは「環境」でしたが、それを取り巻く生活因子について考える良いきっかけになりました。「居室」として捉えるのではなく「生活の場、生活空間」と捉えることで、自宅で生活されていたままの生活を継続出来るようにはどのような支援が必要なのか、それだけでなく、「利用者の1人」としてみてしまいがちですが、「その人」とみることで、その方がどんな方なのか、どのような人生史があるのか、何を大切に考えているのか等を職員1人ひとりが知ろうとする事が大切だと感じました。
K・Iさん(24期生)




